夏休みを利用して不登校を克服させた

夏休みを利用して不登校を克服させた

 夏休みを利用して不登校を克服させた体験談を紹介します。

 

 私には7歳離れた妹がいます。妹は私が早い時間に帰宅しても、すでに自宅にいることが多く、「本当に学校にいってるのかな」と不審に思っていました。

 

 そんなある朝、妹は本当に登校準備すらしなくなってしまいました。それまでは、私や一人親である母とともに、登校準備をして朝食を食べていました。その日からベッドから起きても来なくなってしまいました。次の日も、その次の日も同じでした。

 

 そこで初めて母から聞いたのですが、母はこれまでもしばしば遅刻や妹の自主的な早退が原因で学校から呼び出されており、「このままでは不登校になるのでは」と心配して、担任の先生と面談を重ねていたそうです。

 

 どうやら原因は友人関係にあるようでしたが、本人はあまり詳しい事は話してくれませんでした。インターネットや書籍類で調べた結果、見守るのが一番とのことだったので、私達は兎に角、妹が自分から話すか登校するまで黙って様子を見守ることにしました。

 

 その後、しばらく不登校は続きましたが、夏休み直前の出来事だったの不幸中の幸いでした。夏休みに入ってしまうと、私も母も余裕のある対応が出来たと思います。毎日不登校には触れず普通に過ごしているうちに、妹も元気になっていき、夏休み明けには普通に登校して行くことが出来ました。

 

 通常生活に戻ったある時、妹が「黙って見守ってくれて有難かった」ともらしてくれました。対応に間違いがなかったと思ってホッとした記憶があります。

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