子どものうつ病とADHD
集中力や注意力がなかったり、衝動的な行動をとるといった特徴的な症状をADHDといいます。ADHDとうつ病にも密接な関係があります。
小学生のころは「元気の良い子」で通りますが、思春期以降はうつ病にも注意が必要です。
思春期のADHDの子どもは、暴力や問題行動を起こしがちです。周りの人は大変な思いをするでしょう。しかし、問題行動を起こす本人も、憂うつや不安を抱えていることが多いのです。「周囲とうまくつきあえない」「自分はだめな人間なんだ」と思っていて、孤独感を持っています。
また、小さな頃から叱られ続けた経験や、学校や家庭での問題行動を起こし続けてきたことが、うつ病のトリガーになることもあります。
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