自殺を口にする子どもには
子どもが「死にたい」と言ったら、軽く流したり、避けたりしてはいけません。子どもの死にたいほどのつらい気持ちに向きあいましょう。
まずは話を聞きます。そして、子どもに生きていてほしいと思っていることを伝えます。
また、自殺したいと思うのは子ども自身が悪いのではなく、うつ病という病気がそう思わせているのだと説明しましょう。
自傷行為を見つけたら
自傷行為を見つけたら、うろたえたりせず、傷の手当を真っ先にしましょう。
そして、繰り返させないために、主治医に対処法を相談しましょう。場合によっては入院も必要です。
子どもは自傷行為をするくらいつらい気持ちだということを理解してください。見て見ぬふりだけは絶対にしてはいけません。
自殺未遂、自傷行為を予防するには
子どもをひとりにしない
家にいるとき、外出するときいずれの場合も。できるだけ家族の誰かがそばにいてあげましょう。
自殺の道具になるものは片付ける
刃物やロープ、薬などは近くに置かないようにしてください。また、寝室をベランダに面した部屋にしないようにしましょう。
医師と密な相談をする
適宜、医師と相談しましょう。通院の回数を増やしたり、薬の種類を変えるなど、適切な対処ができるようにしておきましょう。
日頃から子どもの話を聞く
悩みや感じていることを聞いて、安心感を与えましょう。
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